第4回『スカイコート学生プランニングコンペ』結果発表

第4回
スカイコート学生プランニングコンペ


結果発表

選考結果について


この度は、「第4回スカイコート学生プランニングコンペ」にご応募をいただき誠にありがとうございます。
優秀な作品が多かったため、昨年に引き続き「特別賞」を追加で設けさせていただきました。
当コンペに参加いただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。

全 体 講 評
全 体 講 評
毎年、集合住宅の設計やアイデアを募るこのコンペは今回で第4回を迎えました。
今年も多くの作品が集まり、抽象的なテーマと向き合い、それを具体としての建築に昇華しようという、意欲やエネルギーを感じられる作品に多く出会う事ができました。
進化、進歩という言葉が一般に生物的なるものや、テクノロジーやエンジニアリングをベースにイメージされることが多い中で、それらによらず“建築する”という活動や行為に照らして、発想、展開されることを期待していました。
新たな選択肢を提示しようという試みがなされている作品や立地選択や場の可能性を広げ展開しようと試みた作品、用途や機能構成の試行錯誤によるアプローチや建築の構成手法に重きをおいたアプローチ、人の行為や各々の関係性に着目し展開した案など、単なる形態操作によらない、多くの展開が見て取れたことは、今回のとても良い傾向と言えるかと思います。
上位3作品の他に、特別賞3点を加える結果となったこともその現れと言えます。
末松拓海さんの「台形の地形に住まう」、阿部公紀さんの「日常を抱き込む」、この2作品も今後の活動に期待がもてる秀作でしたので、最後まで選定対象に残っていたということを、ここで示しておきます。また、この他にも、力作、秀作が多くあったということを加えておきたいと思います。
建築のあり方を思考するときに、多くの問いに向き合うことになります。それを深く掘り下げることで既存の選択肢によらず新たな選択肢を提示しようという、今回ここに提示された活動とエネルギーに敬意を評し、さらに皆さんに推し進めて欲しいという希望を述べて、今回の講評とさせていただきます。

 

河野有悟建築計画室代表
河野 有悟
毎年、集合住宅の設計やアイデアを募るこのコンペは今回で第4回を迎えました。
今年も多くの作品が集まり、抽象的なテーマと向き合い、それを具体としての建築に昇華しようという、意欲やエネルギーを感じられる作品に多く出会う事ができました。
進化、進歩という言葉が一般に生物的なるものや、テクノロジーやエンジニアリングをベースにイメージされることが多い中で、それらによらず“建築する”という活動や行為に照らして、発想、展開されることを期待していました。
新たな選択肢を提示しようという試みがなされている作品や立地選択や場の可能性を広げ展開しようと試みた作品、用途や機能構成の試行錯誤によるアプローチや建築の構成手法に重きをおいたアプローチ、人の行為や各々の関係性に着目し展開した案など、単なる形態操作によらない、多くの展開が見て取れたことは、今回のとても良い傾向と言えるかと思います。
上位3作品の他に、特別賞3点を加える結果となったこともその現れと言えます。
末松拓海さんの「台形の地形に住まう」、阿部公紀さんの「日常を抱き込む」、この2作品も今後の活動に期待がもてる秀作でしたので、最後まで選定対象に残っていたということを、ここで示しておきます。また、この他にも、力作、秀作が多くあったということを加えておきたいと思います。
建築のあり方を思考するときに、多くの問いに向き合うことになります。それを深く掘り下げることで既存の選択肢によらず新たな選択肢を提示しようという、今回ここに提示された活動とエネルギーに敬意を評し、さらに皆さんに推し進めて欲しいという希望を述べて、今回の講評とさせていただきます。

 

河野有悟建築計画室代表
河野 有悟

京都工芸繊維大学
工芸科学部 デザイン建築学課程 4年生
湯口 蒼太さん

京都工芸繊維大学
工芸科学部 デザイン建築学課程 4年生
湯口 蒼太さん

【作品講評】
建築が人工物である以上、常に自然とどのように対峙していくのか、均質的な工業的な生産物と、2つと同じものが生まれない自然界、土地に定着する建築と周辺、背景をどのように紐解いていくか、長い時間のなかで更新され引き継がれる文化的なるものと技術的なる思考と試行、守られた個と開かれた共有空間、など、建築は常に多くの問いの中にあり、多くの応答の可能性を孕んでいます。
そのなかで、一部の問いを選択し解を与える手法が多くみられるが、この作品はこれら二項対立的相反を含む複合的な多くの問いの中に、あえて自ら深く入り、自然界の生きものがそうであるかの如く、それらに練り上げられ、醸成されているかのような提案に共感が集まり、本年の最優秀賞に選定されました。
【作品講評】
建築が人工物である以上、常に自然とどのように対峙していくのか、均質的な工業的な生産物と、2つと同じものが生まれない自然界、土地に定着する建築と周辺、背景をどのように紐解いていくか、長い時間のなかで更新され引き継がれる文化的なるものと技術的なる思考と試行、守られた個と開かれた共有空間、など、建築は常に多くの問いの中にあり、多くの応答の可能性を孕んでいます。
そのなかで、一部の問いを選択し解を与える手法が多くみられるが、この作品はこれら二項対立的相反を含む複合的な多くの問いの中に、あえて自ら深く入り、自然界の生きものがそうであるかの如く、それらに練り上げられ、醸成されているかのような提案に共感が集まり、本年の最優秀賞に選定されました。
【受賞者コメント】
私自身が育った小さくも素敵な町を舞台とした今回の提案が、一定の共感を得られたことを大変嬉しく思います。
今回得られた知見、反省、そして喜びを糧に、自らの足元にある違和感に目を向け、多様な可能性を設計していけるよう精進していきたいと思います。
【受賞者コメント】
私自身が育った小さくも素敵な町を舞台とした今回の提案が、一定の共感を得られたことを大変嬉しく思います。
今回得られた知見、反省、そして喜びを糧に、自らの足元にある違和感に目を向け、多様な可能性を設計していけるよう精進していきたいと思います。

早稲田大学
創造理工学部 建築学科 3年生
島 孝太さん
小谷 さくらさん
大倉 匠生さん

早稲田大学
創造理工学部 建築学科 3年生
島 孝太さん
小谷 さくらさん
大倉 匠生さん

【作品講評】
ひと纏まりの土地が、細分化されていく過程で生じている旗竿地。市街地に時折みられるこの地型は、価値は低く捉えられることが多く、矮小な条件の悪い場にあって、大抵の設計では如何に環境を獲得できるかという、その手法を模索することになる。
この案では、いくつかの旗竿地を組み合わせ、住宅密集地の内側に心地よい広がりの共用空間を創り出していた。土地の分割や再編時にとても有効な選択肢になりえる提案であり、その評価が集まった。こうして獲得した共有空間と個々の住空間との関連性ならではの建築設計の提案に向けて、さらなる展開も期待できそうです。
【作品講評】
ひと纏まりの土地が、細分化されていく過程で生じている旗竿地。市街地に時折みられるこの地型は、価値は低く捉えられることが多く、矮小な条件の悪い場にあって、大抵の設計では如何に環境を獲得できるかという、その手法を模索することになる。
この案では、いくつかの旗竿地を組み合わせ、住宅密集地の内側に心地よい広がりの共用空間を創り出していた。土地の分割や再編時にとても有効な選択肢になりえる提案であり、その評価が集まった。こうして獲得した共有空間と個々の住空間との関連性ならではの建築設計の提案に向けて、さらなる展開も期待できそうです。
【受賞者コメント】
制度によって余儀なく生じた環境に適応しうる住宅を計画しました。時代に適応して進化(深化、新化)する家を考えるにあたり、建築が使われる時間の長さに責任をもって設計する必要があると実感しました。快適な暮らしとは何かを、身近な日常生活から数世代先の未来までの長い目で考える経験になりました。この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
【受賞者コメント】
制度によって余儀なく生じた環境に適応しうる住宅を計画しました。時代に適応して進化(深化、新化)する家を考えるにあたり、建築が使われる時間の長さに責任をもって設計する必要があると実感しました。
快適な暮らしとは何かを、身近な日常生活から数世代先の未来までの長い目で考える経験になりました。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

京都大学
工学部 建築学科 3年生
松尾 孝太郎さん

京都大学
工学部 建築学科 3年生
松尾 孝太郎さん

【作品講評】
建築の機能や用途は明確に分離し構成する建築が多くあるなかで、生活者個々の場を設けた他は、共有の場とそれらとの狭間に生じる、明確に分離、分類されないグラデーショナルな場に身体的、心理的な心地よさを感じさせられた作品。
こうした案は単純に無計画による偶然性による事が多いが、この案は、無作為を是として展開されることなく、硬い境界と柔らかな境界の配列、構成によって意図した場とその性質計画していて、そこに共感を繋ぎとめた。こうした価値観は確かに人に内在するものの一つであるように感じさせてくれた表現も魅力的でした。
【作品講評】
建築の機能や用途は明確に分離し構成する建築が多くあるなかで、生活者個々の場を設けた他は、共有の場とそれらとの狭間に生じる、明確に分離、分類されないグラデーショナルな場に身体的、心理的な心地よさを感じさせられた作品。
こうした案は単純に無計画による偶然性による事が多いが、この案は、無作為を是として展開されることなく、硬い境界と柔らかな境界の配列、構成によって意図した場とその性質計画していて、そこに共感を繋ぎとめた。こうした価値観は確かに人に内在するものの一つであるように感じさせてくれた表現も魅力的でした。
【受賞者コメント】
今回のスカイコート学生プランニングコンペで優秀賞を獲得できたことは、自分の努力が認められたと感じて大変嬉しいです。
最優秀賞には届かなかったものの、この結果が今後のモチベーションにつながります。さらなる改善と努力を重ね、この経験を糧に、さらにスキルアップしていくつもりです。
【受賞者コメント】
今回のスカイコート学生プランニングコンペで優秀賞を獲得できたことは、自分の努力が認められたと感じて大変嬉しいです。
最優秀賞には届かなかったものの、この結果が今後のモチベーションにつながります。
さらなる改善と努力を重ね、この経験を糧に、さらにスキルアップしていくつもりです。

早稲田大学
創造理工学部 建築学科 3年生
山口 篤さん
米良 航さん

早稲田大学
創造理工学部 建築学科 3年生
山口 篤さん
米良 航さん

【作品講評】
首都高速の地下化されるエリアに対して、部分的に高架を残し人の場へと転化しようという作品。既存の高架下を活用する事例は、実例としても提案としても多く見られるようになっているが、この作品は架構そのものの変遷とともに思考し提示されたことで、首都高解体という大いなるスクラップ&ビルドに対して、時間と空間をつなぐ事が可能な選択肢があることを力強く伝えてくれます。そしてこの案には、その残され方や使われ方、都市に対する景観、空間設計に対してさらなる展開を期待したいと思います。
【作品講評】
首都高速の地下化されるエリアに対して、部分的に高架を残し人の場へと転化しようという作品。
既存の高架下を活用する事例は、実例としても提案としても多く見られるようになっているが、この作品は架構そのものの変遷とともに思考し提示されたことで、首都高解体という大いなるスクラップ&ビルドに対して、時間と空間をつなぐ事が可能な選択肢があることを力強く伝えてくれます。
そしてこの案には、その残され方や使われ方、都市に対する景観、空間設計に対してさらなる展開を期待したいと思います。
【受賞者コメント】
この度は特別賞にご選出頂きありがとうございます。沢山の案がある中で、私たちの作品を評価して下さったことを本当に嬉しく思います。
近年、新築の提案はしばしば批判を浴び、仮設建築物及び用途転用が盛んに議論される一方で、建築行為がより安易で画一的な思考停止状態に陥る可能性もあります。100年後、1000年後の未来へ、私たちは何を作り、何を残すのか。分野を超えた緊密な議論が積み重ねられる事を、切に願います。
【受賞者コメント】
この度は特別賞にご選出頂きありがとうございます。沢山の案がある中で、私たちの作品を評価して下さったことを本当に嬉しく思います。
近年、新築の提案はしばしば批判を浴び、仮設建築物及び用途転用が盛んに議論される一方で、建築行為がより安易で画一的な思考停止状態に陥る可能性もあります。
100年後、1000年後の未来へ、私たちは何を作り、何を残すのか。分野を超えた緊密な議論が積み重ねられる事を、切に願います。

大同大学
工学部 建築学科 インテリアデザイン専攻 4年生
福岡 拓己さん

大同大学
工学部 建築学科 建築専攻 4年生
清水 晋平さん

大同大学
工学部 建築学科
インテリアデザイン専攻 4年生
福岡 拓己さん

大同大学
工学部
建築学科
建築専攻 4年生
清水 晋平さん

【作品講評】
建築設計の対象は床・壁・天井といったフィジカルなものをイメージされることが多いが、躯体やボリュームの合間、隙間、それを空間と称して活用しているようにも捉えることができ、実際、建築においては、それらに包まれた“空隙”の性質が如何にあるかが問われている。この作品は、図と地の関係のようにボリュームの間に隙間をつくろうとする手法ではなく、3面の同サイズのピースで構成することで、隙間が連鎖する場をつくり出していることと、その向きや配列によって空間の大きさや性質を自在に生成できる可能性もあわせて示されているところに、共感が寄せられました。
【作品講評】
建築設計の対象は床・壁・天井といったフィジカルなものをイメージされることが多いが、躯体やボリュームの合間、隙間、それを空間と称して活用しているようにも捉えることができ、実際、建築においては、それらに包まれた“空隙”の性質が如何にあるかが問われている。この作品は、図と地の関係のようにボリュームの間に隙間をつくろうとする手法ではなく、3面の同サイズのピースで構成することで、隙間が連鎖する場をつくり出していることと、その向きや配列によって空間の大きさや性質を自在に生成できる可能性もあわせて示されているところに、共感が寄せられました。
【受賞者コメント】
今回のテーマである新・進・深という、これまでの設計でも少なからず意識していたことではありますが、より本質的な部分まで考えることができ、良い経験となりました。また、限られた時間の中で瞬発力が磨かれ、レベルアップに繋がった実感はできました。
ここで満足することなく精進し、建築の隙間は作っても自分たちの設計に隙は作らないようにします。
【受賞者コメント】
今回のテーマである新・進・深という、これまでの設計でも少なからず意識していたことではありますが、より本質的な部分まで考えることができ、良い経験となりました。
また、限られた時間の中で瞬発力が磨かれ、レベルアップに繋がった実感はできました。
ここで満足することなく精進し、建築の隙間は作っても自分たちの設計に隙は作らないようにします。

九州大学大学院
人間環境学府 空間システム専攻  建築計画学コース 1年生
矢野 泉和さん

九州大学大学院
人間環境学府 空間システム専攻
建築計画学コース 1年生
矢野 泉和さん

【作品講評】
「記憶を残す」のではなく「記憶を取り戻す」という試みの作品。子どもたちの思い出、土地の記憶を残さず建替えられてしまった建築に対して、そのリノベーション時に既存建物に対して、以前の記憶を取り戻しながら、それを、新たな価値として付加することを通して、地脈を建築化する提案でした。
少年の頃、祖父との思い出という、人のつながり、記憶のつながりをストーリーの背景に結果として、子供と高齢者が近くに寄り添いながら、それぞれの場が質感やスケールを違えながら融合して、魅力ある形質を生み出せるという、新たな可能性も示されていたように思います。
【作品講評】
「記憶を残す」のではなく「記憶を取り戻す」という試みの作品。子どもたちの思い出、土地の記憶を残さず建替えられてしまった建築に対して、そのリノベーション時に既存建物に対して、以前の記憶を取り戻しながら、それを、新たな価値として付加することを通して、地脈を建築化する提案でした。
少年の頃、祖父との思い出という、人のつながり、記憶のつながりをストーリーの背景に結果として、子供と高齢者が近くに寄り添いながら、それぞれの場が質感やスケールを違えながら融合して、魅力ある形質を生み出せるという、新たな可能性も示されていたように思います。
【受賞者コメント】
この度は特別賞として選出していただき、ありがとうございます。中国の高齢者問題と子供の居場所問題を解決するものは何かと考えた時に、この設計案が生まれました。
今回を通して、普段の生活とは違う環境に目を向けることで、新たなデザインを生む良い機会が得られるということを痛感しました。この度は光栄な賞を受賞させていただき、改めてお礼申し上げます。
【受賞者コメント】
この度は特別賞として選出していただき、ありがとうございます。中国の高齢者問題と子供の居場所問題を解決するものは何かと考えた時に、この設計案が生まれました。
今回を通して、普段の生活とは違う環境に目を向けることで、新たなデザインを生む良い機会が得られるということを痛感しました。この度は光栄な賞を受賞させていただき、改めてお礼申し上げます。
氏 名/チームメンバー 学 校 名 作 品 名
大竹 平/安達 志織 京都大学大学院 工学研究科建築学専攻 修士課程 ケイのオーバーレイ
末松 拓海 芝浦工業大学 建築学部 建築学科SAコース 台形の地形に住まう
渡部 祐輝/増田 颯人 立命館大学大学院 理工学研究科 環境都市専攻 建築都市デザインコース モノとしての建築 -具象な世界の暮らし方-
三浦 哲平 日本大学 理工学部 建築学科 ペンシル・ビー・パラレル
阿部 公紀/阿部倉 周斗 芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 日常を抱き込む
安達 志織 京都大学 工学部建築学科 ReHistoire
森田 悠太郎/吉田 優太/柏田 波希 早稲田大学 創造理工学部 建築学科 都市に「棲む」
土居 亮太 明治大学大学院  建築・都市学専攻 建築学系 街と私のあいだに花束を ~多様な交配が生み出す9つのイエ~
矢澤 青大 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 建築学域 猫の閾
西川 介/古屋 隼 信州大学 工学部 建築学科 農耕復興 ~agriculture revival~
守田 和輝 工学院大学 建築学部 建築学科 if you need,  3D積層集合住宅
髙橋 一冴/鈴木 悠眞/宮本 雄吏 東京理科大学 創域理工学部 建築学科 パッチワークの隙間から
金井 和奏 日本大学 理工学部 海洋建築工学科 侵食する住宅
井上 聖隆 長崎大学大学院 工学研究科 開いて、閉じて  住人のふるまいを受容する住まい
大槻 優太 名古屋工業大学大学院 工学研究科 工学専攻 循環の器-堆肥葬から生まれる新たな生活の概念
白崎 暉 法政大学 デザイン工学部 建築学科 小さなつながりのおおきなつながり
落合 心之介/林 泰希 前橋工科大学 工学部 総合デザイン工学科 パラサイトタワー
※優秀賞・特別賞表記について:応募順/グループ代表者(申込者)、メンバー順。
※受賞者の学年・学科は応募時のものになります。
審 査 員
審 査 員
河野 有悟
河野有悟建築計画室代表/武蔵野美術大学非常勤講師/東京電機大学非常勤講師

東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、早川邦彦建築研究室勤務、武蔵野美術大学助手を経て、2002年に河野有悟建築計画室設立。集合住宅、住宅を中心に様々なプロジェクトを手掛け、国内外のメディアに作品を発表。「対話とプロセス」から設計・デザイン活動を展開し、これまでグッドデザイン賞16件受賞をはじめ、東京建築賞3件、JIA優秀作品選4件、日事連建築賞優秀賞、日本建築士会連合会賞、AACA芦原義信賞、建築学会作品選集、他受賞多数。
高安 重一
アーキテクチャー・ラボ代表取締役/鹿児島工業高等専門学校准教授

千葉県生まれ。東京理科大学卒業後、東京理科大学助手を経て1995年に建築研究室高安重一事務所設立。2003年アーキテクチャー・ラボに改組。敷地とクライアントにフィットした建築を「発見」できるような設計プロセスを重視して、居住施設や各種商業建築、教育施設などに取り組んでいる。集合住宅では「川口交差住居」で日本建築士会連合会賞、東京建築賞、川口都市景観デザイン賞など受賞。
藤原 茂
スカイコート株式会社 代表取締役社長 兼 CEO / 一級建築士・インテリアプランナー・公認不動産コンサルティングマスター・ビル経営管理士・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

東京理科大学工学部第一部建築学科卒業、東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了(工学修士)。その後、オフィスビル・マンションデベロッパーの建築設計部、大手ハウスメーカー特建事業部勤務等を経て、1998年にデザイン住宅を自社開発・設計・施工・分譲するデベロッパーを設立。これまでに自ら開発・設計・施工・分譲を手掛けたデザイン住宅は400棟を超える。また自らも、区分マンション・オフィスビル・商業ビル・賃貸マンション・アパートを10数棟所有し不動産賃貸業(大家業)も実践している。2015年7月よりスカイコート株式会社の経営に参画し、2019年10月より取締役副社長。2023年7月より現職。

※敬称略/順不同/記載内容は2023年12月時点のもの

主催:スカイコート株式会社