募 集 概 要
「滞 留 と 対 流」
受け継ぎ留めるものと、流れと活動を生みだすもの
建築がつくる空間は、自然の現象と同様に、人が留まり“滞留”する場所と、流れ循環し活動を生みだす“対流”する場とで読み解かれることが多くある。
また、都市や文化も受け継ぎ残し留めるものと、流動的な流れと活動を生みだす場や文脈で語られることも多い。
現代の生活空間は多くの建築やインフラで満たされていて、常に何某かの更新が行われている。
また、都市部の一極集中や密集地が課題となっている一方で、人口減少から都市部でも地方でも空疎化や縮小していくイメージが想起され、同時に相反する課題に対して直面し、様々な価値観、性質やスケールでの空間の描換え更新が常に進行している。
“滞留と対流”という言葉からは、自然・建築・社会・時間・文化など様々に展開が考えられる。
ここでは単に物理的な更新ではなく、また、新築、増築、改築、改修といった単に手法の選択によらず、空間と建築の在り方や成り立ちとして、質として、脈絡としてなど、絶え間なく変化する現代において、何を残し、何をどのように描換えるのか。
実感ある視点から実態ある空間として構想してほしい。
暮らしと人の集まりからなる集合住宅を舞台に提案を募りたいと思います。
「滞 留 と 対 流」
受け継ぎ留めるものと、流れと活動を生みだすもの
建築がつくる空間は、自然の現象と同様に、人が留まり“滞留”する場所と、流れ循環し活動を生みだす“対流”する場とで読み解かれることが多くある。
また、都市や文化も受け継ぎ残し留めるものと、流動的な流れと活動を生みだす場や文脈で語られることも多い。
現代の生活空間は多くの建築やインフラで満たされていて、常に何某かの更新が行われている。
また、都市部の一極集中や密集地が課題となっている一方で、人口減少から都市部でも地方でも空疎化や縮小していくイメージが想起され、同時に相反する課題に対して直面し、様々な価値観、性質やスケールでの空間の描換え更新が常に進行している。
“滞留と対流”という言葉からは、自然・建築・社会・時間・文化など様々に展開が考えられる。
ここでは単に物理的な更新ではなく、また、新築、増築、改築、改修といった単に手法の選択によらず、空間と建築の在り方や成り立ちとして、質として、脈絡としてなど、絶え間なく変化する現代において、何を残し、何をどのように描換えるのか。
実感ある視点から実態ある空間として構想してほしい。
暮らしと人の集まりからなる集合住宅を舞台に提案を募りたいと思います。
2025年3月14日(締切日)時点で学生であること。
大学院、大学、短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校(各種学校)等に在籍していること。
※複数人で応募する場合は全員該当のこと
※本コンペは個人・グループで応募可
無 料
2025年1月14日(火) 12:00 受付開始
2025年3月14日(金) 12:00 締 切
1. プレゼンテーションシート
A3サイズ(420mm×297mm)のシート1枚(1ページ)で表現し、PDF形式(最大容量10MB)のデータにてご提出ください。
指定のフォーマットはありませんが、下記「プレゼンテーションシート記載事項」は必ず記入ください。
他の要素およびレイアウト、カラーなどは自由です。
プレゼンテーションシート記載事項
① 作品タイトル
② コンセプト
③ 全体図(CGやイラスト、図面や模型写真等)
※氏名や学校名等の応募者が判別できる個人情報は、プレゼンテーションシートには記入しないでください。
※プレゼンテーションシートは作品案1点につき1枚のみとします。複数枚の場合、応募は無効となります。
2. 応募者の個人情報等
作品タイトル・代表者氏名・フリガナ・住所・電話番号・E-mail・学校名/学部名/学年 等
※グループでの応募の場合は参加者全員の氏名等を専用フォームに入力してください。
※専用フォーム以外での応募は受付できませんのでご注意ください。
選 考 に つ い て
審査員による厳正な審査のもと受賞作品を選出。
■審査員長
河野 有悟(建築家、河野有悟建築計画室 代表)
■審査員
仲 俊治(建築家、仲建築設計スタジオ 共同代表)
御手洗 龍(建築家、御手洗龍建築設計事務所 代表)
藤原 茂(スカイコート株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)
審査結果は入賞者に通知するとともに、当社ホームページにて発表いたします。
最優秀賞:1点 30万円
優 秀 賞:2点 各10万円
※すべて税込・賞金総額50万円
2024年11月14日(木)12:00 | 告知開始 |
2024年12月14日(土)12:00 | テーマ座談会レポート公開 |
2025年 1月14日(火)12:00 | 応募受付開始 |
2025年 3月14日(金)12:00 | 応募締切 |
2024年 4月下旬 | 入賞者決定 |
2025年 5月14日(水) | 結果発表・講評 |
2025年 5月下旬 | 表彰式 |
※表彰についての詳細は、受賞者に別途メールにて通知いたします
応募に際しての
ご留意事項
1. 応募作品は応募者自身の制作によるオリジナル作品に限ります。
※オリジナル作品は学校の授業やゼミナール等での課題として取組み発表した作品を含みます。
2. 応募作品は返却いたしません。
3. 同一作品の他設計競技との二重応募は失格となります。
4. 応募者は、応募作品の一部または全てにおいて、第三者の権利(知的財産権や著作権等)を侵害しないことを確認した上で応募作品を提出するものとします。
5. 雑誌、書籍、WEB等の著作物から無断複写した画像等は使用を禁じます。なお、第三者から応募作品についての権利侵害、損害賠償請求などの苦情・クレームがあった場合は、全て応募者自らの責任を負うものとし、当社は一切の責任を負いかねます。
6. 応募作品の一部または全てにおいて、第三者の権利侵害やその他の疑義が発覚した場合は当社独自の判断により、応募を取り消す場合があります。その際に生じたトラブル等について当社は一切の責任を負いかねます。また、入賞作品であっても、上記のような事態が生じた場合は入賞を取り消す場合があります。
7. 本コンペ応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞作品および選外佳作作品の発表に関する権利は主催者が保有します。
8. 当社は、本コンペにより応募者に生じた一切のトラブル・損害(直接・間接を問わず)等について、如何なる責任も負いかねます。
1. 受賞作品および応募者様本人の情報は、当社HP・SNS、または報道関係への発表等で画像データなどを掲載する場合がございます。
2. 応募の際にいただいた個人情報は、当社ホームページ内の個人情報保護方針に準じ、慎重に取り扱いさせていただきます。
スカイコート株式会社
「学生プランニングコンペ」係
Mail:compe@skyc.jp
審 査 員 紹 介
(敬称略/順不同/記載内容は2024年11月時点のもの)
河野 有悟
建築家、河野有悟建築計画室代表
武蔵野美術大学/東京電機大学非常勤講師
東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、 早川邦彦氏に師事、武蔵野美術大学助手を経て、 2002年に河野有建築計画室設立。プロセスや持続可能性を主なテーマに、設計を通した問題解決をはかる活動を展開。集合住宅、住宅をはじめ、改修や商空間、西安での Midwest Commodity Exchange Center (超高層ビル群)など様々な用途規模のプロジェクトを手掛け国内外に作品を発表。これまでグッドデザイン賞 (直近10年連続、計17件)、環境デザイン賞、東京建築賞3作、JIA優秀作品選4件、日事連建賞優秀賞、建築士会連合会賞、AACA 芦原義信賞、建築学会作品選集、アーキニアリングデザイン賞、住まいの環境デザインアワード、他受賞多数。
仲 俊治
建築家、仲建築設計スタジオ共同代表
東京電機大学/日本大学/法政大学/芝浦工業大学非常勤講師
地域社会を支える建築を設計する。
1976年京都府生まれ。2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。山本理顕設計工場を経て、2012年仲建築設計スタジオ設立。2016年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展日本館出展。主な作品に金沢美術工芸大学(共同設計)、SCOP TOYAMA、上総喜望の郷おむかいさん、食堂付きアパートなど。主な著書に『2つの循環』(共著)、『脱住宅』(共著)、『地域社会圏主義』。主な受賞に日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン賞金賞、北陸建築文化賞等。
御手洗 龍
建築家、御手洗龍建築設計事務所代表
東京大学/法政大学/日本女子大学/武蔵野大学非常勤講師
東京生まれ。東京大学在学時に辰野金吾賞及びジョサイア・コンドル賞(海外研修特別賞)を受賞し、3ヶ月で欧州11か国を巡る建築行脚の旅に出る。大学院修了後、建築家伊東豊雄に師事し、2013年に独立。能動性を喚起する生き生きとした建築をテーマに、住宅から店舗、オフィス、公共施設、都市空間に至るまで、手掛ける建築は多岐にわたる。ヴォールト架構が連続する松原児童青少年交流センターミラトンや、7階建ての半分が半屋外空間の集合住宅Grove、ツリーハウス形式の暖居など近年話題作を立て続けに発表。SDレビュー2022鹿島賞や東京建築賞、住宅建築賞の他プロポーザル等でも多数受賞。
藤原 茂
スカイコート株式会社 代表取締役社長 兼 CEO
一級建築士・インテリアプランナー・CPM®(米国IREM公認不動産経営管理士)・公認不動産コンサルティングマスター・ビル経営管理士・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
東京理科大学工学部第一部建築学科卒業、東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了(工学修士)。その後、オフィスビル・マンションデベロッパーの建築設計部、大手ハウスメーカー特建事業部勤務等を経て独立し、1998年にデザイン住宅を自社開発・設計・施工・分譲するデベロッパーを設立。これまでに手掛けたデザイン住宅は400棟を超える。また自らも、区分マンション・オフィスビル・商業ビル・賃貸マンション・アパートを10数棟所有し不動産賃貸業(大家業)も実践している。2015年7月よりスカイコート株式会社の経営に参画し2019年10月より取締役副社長。2023年7月より現職。